[にきびに効く食材] ニキビと黒糖の関係報告書

生活 悩み解決

当ページのリンクには広告(プロモーションリンク)が含まれています。

ニキビには黒糖が効くとは周知の通りですが、数年前のぼくは知りませんでした。

きっかけはデパートへ買い物に行った時のことです。

そのデパートの催事場では「沖縄物産展」が開催されていました。

海ブドウやアグー豚、紫芋タルトなど美味しそうな食べ物の中をうろうろしていると売り場のおじちゃんにこう声をかけられました。

「にぃちゃん、黒糖どうだい?そのニキビには黒糖がいいよ~」

!?!?!?!?!?

驚きました。

ニキビを大声で指摘してくるデリカシーのないおじちゃんと、ニキビに黒糖がいいという情報に、です。

ニキビと糖の関係が悪いのは知っていたので、ニキビに黒糖がいいよ~の言葉が信じられませんでしたが、調べていくうちに黒糖がニキビにいいよ~の理由が分かったので報告します。

ニキビと原因

ニキビとは「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚の病気です。

主に10代の思春期などにおおく見られる症状だと思われていますが、大人になって顎の下やおでこなどにできる「吹き出物」と同じものです。

その原因は主に3つあります。

1・皮脂の過剰分泌
 皮脂の分泌量は気温が上昇した時などに増えますが、10代の思春期や糖分や脂肪分の多い食生活、夜更かしや睡眠不足など生活習慣の乱れにより増えてしまうことがあります。
増えた皮脂が毛穴に詰まる事でニキビが起こります。

2・角化異常
 肌の外側にある角層部分が、なんらかの影響で厚くなることを角化異常といいます。
厚くなった角層が毛穴をふさぎ、皮脂や老廃物が詰まってニキビが起こります。

3・アクネ菌の増殖
 アクネ菌とは人間の皮膚についている常在菌の一種で、普段は肌を弱酸性に保つなど肌を守る役割をしていますが、角化異常で毛穴がつまり、皮脂が過剰分泌されると、皮脂を栄養源にしているアクネ菌が増殖し炎症を引き起こして赤ニキビが起こります。

 
最も重要なのは1・皮脂の量を適正な状態にする事です。

理由を簡単に説明するとこうです。

皮脂量が増えると毛穴が詰まりやすくなり、また皮脂量は常在菌のアクネ菌の栄養源でもあるので、アクネ菌が増殖し炎症など起こしニキビ発生。

皮脂の過剰分泌の原因

皮脂の過剰分泌の原因は3つあります。

1・10代など思春期
 10代などの思春期はホルモンバランスの変化により皮脂が過剰に分泌されやすい時期です。
思春期時は男性ホルモンのテストステロンが増加し皮脂が過剰に分泌されます。

2・生理前やストレス、生活習慣の乱れ
 生理前やストレスもホルモンバランスを崩しやすく、皮脂が過剰に分泌されやすくなります。
生理前は女性ホルモンのプロゲステンが増加し皮脂が過剰分泌されます。
また睡眠不足などの生活習慣の乱れは体内バランスが狂いホルモンバランスが乱れ皮脂量が増えます。

3・食生活の乱れ
 チョコレートやケーキなどの甘い物ばかり食べていると、血糖値が上昇し、皮脂腺を刺激するインスリンが過剰に分泌されます。
また脂っこい食事は皮脂の原料となり皮脂が過剰に分泌されやすくなります。

ニキビの元となる皮脂の過剰分泌の原因の対策ですが、12は成長や生理など必要な時期でのホルモンバランスの乱れが原因であり、対処法は洗顔や消毒といった外的ケアがメインとなります。代表的なニキビケアアイテムはプロアクティブです。

3の食生活は意識することで改善されるので、3・食生活の乱れを掘り下げていきます。

皮脂の過剰分泌を抑える食生活

皮脂が増える原因は糖質や脂質の過剰摂取です。

過剰摂取により血糖値があがり皮脂腺を刺激する糖質の多い物は白米やパン、麺類、イモ類、砂糖などの炭水化物。

皮脂の原料となる脂質の多い食べ物はケーキや菓子などの原料となるバターや植物油などの油脂類、チーズや生クリームなど乳製品、他にも肉やナッツやスナック類など様々あります。

また砂糖や砂糖を多く含む食品にはニキビを誘発される人が多いのです。

これらを過剰摂取することで皮脂が増える原因となります。

誤解がないように言いますが、あくまでも過剰摂取の場合ですので普通の量であれば問題ありません

ですが、知らず知らずのうちに、ついついとりすぎてしまうのが砂糖です。

菓子パンでは対粉20%以上砂糖が配合されていますし、チョコレートやケーキはそれ以上です。
またジュースやスナックなど多くの食品で使用されています。

そこで日々食生活で使用する砂糖の一部を黒糖に変える事でニキビリスクを下げる事ができます。

黒糖がニキビリスクを下げる理由

普通の砂糖(上白糖)に比べ黒糖には豊富な栄養素が含まれています。

1・カリウム
 カリウムは細胞の浸透圧を維持し、体内の様々な細胞の調整や調節をする働きをしています。
また腎臓でナトリウムの再吸収を抑制し排泄する為血圧を下げる効果があります。

2・カルシウム
 カルシウムは骨などの成分になること以外でも、神経興奮の抑制や血液凝固作用の促進などの働きをしています。

3・マグネシウム
 骨などの形成や弾力性を高めたり、神経の興奮を抑えたり血圧調整したりと健康維持に欠かせない必須アミノ酸の1種です。

4・ビタミンB群
 ビタミンB群は皮膚や粘膜の健康維持に必要で、美容や健康に欠かせない栄養素です。
黒糖に含まれるビタミンB1は糖質の代謝をサポートし、ビタミンB2は脂質の代謝をサポートします。

カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルは血管内を綺麗な状態にし、血液を通じて体の隅々まで十分な栄養が届くようにする事で食生活が改善され、ニキビ防止に繋がります。

また、ビタミンBは抗酸化作用もあり、肌荒れ防止によりニキビ防止に繋がります。

ニキビに効くその他の食材

ニキビに効くとされる食材には、以下のものがあります。

  1. キャベツ:ビタミンAやC、食物繊維が豊富で、肌のターンオーバーを促進し、ニキビの原因となる皮脂や汚れを排出する作用があります。
  2. ブロッコリー:キャベツと同様にビタミンAやC、食物繊維が豊富で、肌のターンオーバーを促進する効果があります。
  3. にんにく:殺菌作用があるアリシンという成分が含まれており、ニキビの原因となるアクネ菌の繁殖を抑える効果があります。
  4. チアシード:オメガ-3脂肪酸や食物繊維が豊富で、炎症を抑える作用があります。
  5. グリーンティー:ポリフェノールが含まれており、ニキビの原因となる炎症を抑える効果があります。
  6. ショウガ:抗炎症作用があるジンゲロールという成分が含まれており、炎症を抑える効果があります。

以上が、ニキビに効くとされる食材の例です。ただし、食事だけで完全にニキビが治るわけではありません。適切なスキンケアや生活習慣の改善も必要です。

まとめ

黒糖がニキビに効果がある事は理解してもらえたでしょうか。

ネット上でも、黒糖でニキビを克服したと配信されている方も多数いますので、試す価値はありだと思います。

例えば、毎朝のコーヒーのシュガーを黒糖に変えるのもありですし、おやつをポテチからかりんとうにするのも良いです。

黒糖は高いものではないので、黒糖を習慣化してニキビや肌トラブルから解放されて下さい。

以上です。報告終わります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました