最近話題の電気圧力鍋をご存知でしょうか?
短時間!材料を入れるだけ!ほったらかしでOK!が売り文句で、カレーなどの煮込み料理、炊飯や圧力調理ができる優れものの家電です。
そんな売り文句に惹かれて、ついつい購入してしまいました。
僕が購入したのはショップジャパンの電気圧力鍋「プレシャーキングプロ」です。
・温め直し ・煮込む ・蒸す ・無水調理 ・炊飯 ・圧力調理などができる1台6役の電気圧力鍋で16000円ほどの値段でした。
これで日々の料理時間が短縮される~と喜んでいましたが実際使ってみると、意外と使えなくて、すぐ買った事を後悔しました。
その理由を報告します。
今購入しようかと悩んでいる人はこの記事を読んでからでも遅くないですよ。
電気圧力鍋、思ったんと違う①~意外と時間がかかる~
電気圧力鍋の広告を見ていると、加圧5分でおでんができたりと短時間で煮込み料理ができあがる印象がありますが、実際は違いました。
僕が電気圧力鍋が届いた初日に作ったのはポトフ(野菜スープ)でした。
レシピには材料を入れて時間設定5分と書いてあったので、その通り具材を入れて5分でセットしました。
でも実際に食べれたのは1時間後、、、。
この設定時間5分は、あくまでも加圧時間が5分なだけで、その前に余熱時間が30分ほどあり、加圧の5分後は減圧で30分ほど時間がかかりました。
もちろん説明書には余熱で20分前後、減圧で20分前後(具材の量による)と書いてあるんで、見ていなかった自分のせいではありますが、すごい短時間で出来ると思っていた人は知っておいてください。
電気圧力鍋、思ったんと違う②~意外と量が作れない~
僕が一番後悔したのはコレです。意外と量が作れません。
我が家は食べ盛りの子供が2人いる4人家族なので、カレーの時はルーを1箱分作っていたのですが、電気圧力鍋だとルーの半分の量しか作れません。
4人家族だと1人一杯でなくなります。
電気圧力鍋の、その多くが調理容量2.4L 満水容量3.2Lで決して容量が少ない訳ではありません。
米なら5合が炊ける量です。
ですが料理となると、あまり多く作れません。
そんなに量を作らないのならいいですが、家族が多い家庭ですと出場機会はあまりありません。
電気圧力鍋、思ったんと違う③~タイマーで調理は危険~
朝に食材をセットして、夜帰ったら出来ている。これが理想ですが、電気圧力鍋にはタイマー機能がついていない機種が多くこれが出来ません。
タイマー機能が付いている機種でも肉や魚など傷みやすい具材だと、長時間の放置は腐敗してしまうので危険です。
タイマー調理は炊飯のみにしておくのが無難です。
電気圧力鍋、思ったんと違う④~炊飯器と機能がかぶる~
電気圧力鍋と炊飯器って結構かぶります。
電気圧力鍋でお米がたけますが、炊飯器と違い保温機能はないので、炊飯器があれば必要ありません。
電気圧力鍋では豚の角煮など煮込み料理が出来ますが、以外と炊飯器でも作れちゃいます。
電気圧力鍋、思ったんと違う⑤~置き場に困る~
調理に必要な家電は・電子レンジ ・トースター ・炊飯器 ・ポットなどですが、広いキッチンならいいですが、一般的なサイズのキッチンだと更に電気圧力鍋が来ると置き場に困ります。
電気圧力鍋の大きさはだいたい炊飯器を一回り大きくしたサイズなので大きいです。
購入する時は置き場のスペースがあるか、コンセントの余裕があるかを確認して購入する事をすすめます。
以上が電気圧力鍋を買って後悔した理由ですが、もちろん良かった事もあります。
電気圧力鍋、思ったんより以上に美味しくできる
さすがは圧力鍋!豚の角煮など時間のかかる煮込み料理が最高に美味しく仕上がります。
肉料理であれば、1時間ほどで3時間位煮込んだようなホロホロの柔らかい肉質に変わりますし、野菜なら大きくザクザクに切っても、野菜のうまみを残し、芯まで柔らかく仕上がります。
初めて圧力鍋を使って調理しましたが、鍋で煮込むのとは別物で、こんなにも違う物なのかと感動しました。
まとめ
今回は電気圧力鍋を買って後悔した事を報告しましたが、買う前に僕が過度に、いつものカレーの量を時短で簡単に勝手に作れると思いこんでしまっていたのがいけません。
期待が大きい分、「思ったんと違う」と思ってしまった訳で、理解している人なら買って損はないと思います。
また・余熱や減圧で意外と時間がかかる問題や・意外と量を作れない問題にも対応している機種はちゃんとありました。
ティファールといえば「あっという間にすぐ沸くティファール」と言われる電子ケトルで有名ですが、その力で余熱のスピードが速いのです。
更に6Lと大容量なので、米なら10合。カレーはルーを1箱(約10皿分)まとめて作る事が出来ます。
家族が多くて置き場があるならコレですね。(ちょっとお高いけど…)
電気圧力鍋の種類は様々ですが基本的な性能は同じです。(圧力調理)
この記事を読んで、あなたの家族構成や生活スタイルに照らし合わせ電気圧力鍋が必要か不必要かの判断の材料になればと思います。
以上報告終わります。
コメント