ベスパLX125(キャブ・インジェクション対応)のスパークプラグ交換方法を初心者向けに解説。CR7EB・CR8Eの違い、必要工具、交換手順、を写真で分かる完全ガイド。
ベスパLX125は構造がシンプルで、スパークプラグ交換はDIY初心者でも比較的簡単に行えます。この記事では、キャブレター車(ZAPM443系)を中心に、必要工具から交換手順、注意点までを分かりやすく解説します。
ベスパLX125 スパークプラグ交換のタイミング【症状・距離の目安】
以下の症状が出たら、プラグ交換を検討しましょう。
- エンジンのかかりが悪い
- アイドリングが不安定
- 加速が鈍い・息つきする
- プラグ交換から5,000〜10,000km以上走行している
LX125(キャブ車)の場合、5,000km前後での点検・交換がおすすめです。
使用するスパークプラグ(キャブ/ie対応)
ベスパLX125はキャブレター車と**インジェクション車(ie)**で指定プラグが異なります。必ず自分の車両に合ったものを選びましょう。
■ プラグ対応表
| 車種 | 指定プラグ | 特徴 |
|---|---|---|
| LX125 キャブ車 | NGK CR7EB or CR7E | 低〜中速が安定、街乗り向き |
| LX125 ie | NGK CR8EB or CR8E | 高温対応、ECU制御向き |
■ Amazonや楽天でよく売れている対応プラグ(例)
- NGK CR7EB(LX125 キャブ車用)
- NGK CR8EB(LX125 ie用)
※購入時は販売ページの適合表記を必ず確認してください。
ベスパLX125(キャブ車)で一般的に使用されるプラグは以下です。
- NGK CR7EB(純正指定)
・NGK CR7E
※インジェクション車(ie)は指定プラグが異なる場合があるため、車体番号で必ず確認してください。
・NGK CR8EB(LX125 ie用)
・NGK CR8E
※購入前に一度自分のバイクのスパークプラグを外して確認してください。
例えばCR7EBとCR7Eではキャップが一体型の違いがあります。

右 キャップ一体型が CR7EB
左 キャップがなく先がドリル状が CR7E
ベスパLX125 スパークプラグ交換に必要な工具【サイズ注意】
最低限、以下の工具があれば作業可能です。
- プラグレンチ(16mm)
- ラチェットハンドル or T型レンチ
- 軍手または作業用グローブ
※LX125はプラグ位置が奥まっているため、専用の薄型プラグレンチがあると作業しやすいです。
ベスパLX125 スパークプラグ交換方法
① エンジンを完全に冷やす
火傷防止のため、必ずエンジンが冷えた状態で作業してください。
② シートを開け、エンジンハッチを外す
シート下のメンテナンスハッチ(カバー)を外すと、エンジン上部にアクセスできます。

赤丸がスパークプラグの場所です。
手を入れにくい場所にあるので座席下のカバーも一緒に開けておくと見やすいです。


開けたら左奥にキャップが見えます。

③ プラグキャップを外す
ゴム製のプラグキャップをまっすぐ引き抜きます。
※コードを引っ張らず、必ずキャップ本体を持って外してください。

プラグキャップが外れたら次はカバーを外します。

カバーの爪を外して上に引き上げます。

カバーが外れたらスパークプラグが見えます。

④ 古いスパークプラグを外す
プラグレンチ(16mm)を使い、
- 反時計回り(左回し)で緩める
固い場合は、無理に力を入れず、一度軽く締め方向に動かしてから緩めると外しやすいです。

⑤ 新旧プラグの状態を確認
外したプラグの状態からエンジンの調子が分かります。
- きつね色:正常
- 真っ黒:燃料濃い・エア詰まり
- 白っぽい:燃料薄い・オーバーヒート傾向
異常がある場合は、キャブ調整やエアクリーナー点検も検討しましょう。

⑥ 新しいスパークプラグを取り付ける
- 手で回して仮締め(斜め防止)
- 最後にプラグレンチで本締め
※締めすぎはシリンダーヘッド破損の原因になるので注意。


この取り付けが手作業で見えないので結構大変です。
⑦ プラグキャップを戻す
「カチッ」と奥まで確実に差し込みます。
⑧ エンジン始動チェック
エンジンを始動し、
- 始動性
- アイドリングの安定
を確認できれば作業完了です。
作業時の注意点【失敗例・トラブル防止】
- まずは購入前に自分のプラグがどれかを外して確認する
- プラグは必ず手回しで入れ始める(ネジ山破損防止)
- 締めすぎ厳禁(アルミヘッド破損の原因)
- プラグキャップの半差しはトラブルの元
- ie車は交換後、警告灯の有無を必ず確認
- キャップの差し忘れ・半差しに注意
DIYが不安な方へ
- 工具を揃えたくない
- ネジ山を壊しそうで怖い
という方は、バイクショップでの交換もおすすめです。
交換工賃の目安:
- 3,000~5,000円程度
よくある質問(Q&A)【検索されやすい疑問を網羅】
Q. 指定と違う熱価のプラグを使うとどうなりますか?
A. 以下のような不具合が起こる可能性があります。
- 始動性が悪くなる
- 失火・加速不良
- プラグがすぐ真っ黒になる/白く焼ける
- ie車の場合、エンジンチェックランプ点灯
必ず指定熱価(CR7EB・CR8E)を使用してください。
Q. イリジウムプラグは使えますか?
A. 使用可能ですが、LX125はノーマルプラグでも十分です。
- 街乗りメイン → ノーマルでOK
- 始動性重視・頻繁に交換したくない → イリジウムも選択肢
Q. プラグ交換だけで調子は良くなりますか?
A. 以下の場合は体感できる改善が期待できます。
- 始動性が悪い
- アイドリングが不安定
- プラグが劣化している
ただし、根本原因が
- エアクリーナー詰まり
- 燃料系トラブル
の場合は、同時点検がおすすめです。
まとめ|ベスパLX125のプラグ交換で失敗しないために
- ベスパLX125はキャブ/ieで指定プラグが違う
- DIY交換は15〜30分で可能
- 正しいプラグ選びがトラブル防止の最重要ポイント
定期的なスパークプラグ交換で、 ベスパLX125を快適・安全に楽しみましょう。
ベスパLX125のスパークプラグ交換は、
- 作業時間:約15〜30分
- 初心者でも可能
- エンジン調子改善に効果大
と、DIYメンテナンスの入門として最適です。
定期的なプラグ交換で、LX125を長く快適に楽しみましょう。
インジェクション車(LX125 ie)のスパークプラグ交換【専用注意点】
ベスパLX125には**インジェクション車(LX125 ie)**も存在します。基本的な作業手順はキャブ車とほぼ同じですが、使用するスパークプラグと注意点が一部異なります。
■ インジェクション車の指定スパークプラグ
LX125 ieで一般的に指定されているプラグは以下です。
- NGK CR8E(代表例)
※年式・仕様により異なる場合があるため、 必ず車体番号(ZAPM44〜系)や取扱説明書で確認してください。
■ インジェクション車の交換時の注意点
- プラグの熱価がキャブ車と異なるため流用しない
- ECU制御のため、
- プラグの締め付け不足 → 失火
- プラグキャップの半差し → エンジンチェックランプ点灯 につながる場合があります
■ 交換後のチェックポイント(ie特有)
交換後は以下を必ず確認してください。
- エンジンチェックランプが点灯していないか
- アイドリングが安定しているか
- スロットル開度に対してスムーズに回転が上がるか
※チェックランプが消えない場合は、 一度エンジン停止 → 再始動で改善するケースもあります。
■ キャブ車・インジェクション車の違いまとめ
| 項目 | キャブ車 | インジェクション車 |
| 指定プラグ例 | CR7EB | CR8E |
| 燃調 | キャブ調整 | ECU制御 |
| 交換難易度 | ★☆☆ | ★★☆ |
| 注意点 | 濃い・薄い判別 | ECU・警告灯 |
■ 迷ったらプロに任せるのも選択肢
インジェクション車は電子制御のため、
- チェックランプが点灯する
- 始動性が極端に悪い
といった場合は、無理をせず正規店やバイクショップでの点検をおすすめします。
まとめ(キャブ・ie共通)
- スパークプラグはエンジン性能に直結する消耗品
- 車種・年式に合った指定プラグを使用することが最重要
- DIYでも可能だが、無理は禁物
ベスパLX125は、正しいメンテナンスを行えば長く付き合える一台です。 定期的なプラグ交換で、快適な走りを維持しましょう。


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