[無理せず禁煙]喫煙歴２０年以上の僕がタバコをやめた理由と方法の件

報告します。

最近、喫煙家に対しての世間の風当たり年々強くなってきていますね。

飲食店や喫茶店はもちろんのこと町の喫煙所までが撤去され今ではほとんどが禁煙になっています。

更に追い打ちをかけるように「たばこ税の増税」です。

２０００年には主に２６０円ほどだったタバコが２０２０年には５２０円と2倍の値段まで上がってきています。
いったいこの先どこまで上がるのでしょう。

イギリスやフランスなどは１箱１０００円以上ですし、いずれ日本のタバコも１０００円までいくのだろうなと推測しています。

それでも当時の僕は「吸い続けてやる」と変な意地をもっていました。

僕のタバコ喫煙歴

僕は２０年以上前にタバコを吸いはじめました。

平均して１日１箱位の頻度です。

数年前にアイコスが流行りだした頃にアイコスに移行しましたが、ステックが刺さらなかったり、折れたりでストレスになり（今は改善されているようです）また紙タバコに戻りました。

次はプルームテックが気になり買ってみましたが、ガツンとくるような、すいごたえがないので、また紙タバコに戻りました。

次はグローを買いました。アイコス、プルームテックに比べると、グローが一番タバコの吸いごたえに似ており自分に合っていたのでタバコから完全にグローに移行しました。

グローに移行して２年ほどたつと紙タバコの煙や紙タバコを吸っている人の臭いが臭く感じてきます。

一度グローの充電がなくなり、紙タバコをもらったのですが、臭くて吸えなくなっていました。

それでも、グローもタバコですし、紙タバコに比べれば臭いは少ないですが、吸ってない人からすれば臭いは臭いでしょうね。

タバコを辞めようと思ったきっかけ

それでも、グローを吸い続けていこうと思っていたのですが、転機がおとずれました。

禁煙の波がとうとう職場までやってきたのです。

僕の職場は大きいショッピングセンターの中にあるのですが、その建物の喫煙所を廃止する事になったのです。

１日１０時間ほど拘束される職場でタバコが吸えなくなるなら、もうタバコやめようと気持ちが切り替わりました。

他の人は、仕事前に吸い溜めするとか、休憩中に車まで行って吸うとか言っていましたが、なんかタバコに自分の感情や行動をコントロールされているのがバカらしく感じてしまったんです。

仕事前に吸ってもニコチンは数時間で切れるので、仕事中に吸いたくなってストレス感じるのも嫌ですし、それなら思い切って辞めて、数日苦しいほうがいいなと判断しました。

禁煙準備

禁煙しようと思って、まず初めにする事は

・周りに禁煙宣言をする

　家族や職場、友人に禁煙する事を伝えましょう。その人達の中には禁煙成功した先輩達もいるはずです。アドバイスももらえるでしょう。

・禁煙アプリを活用する

　様々な無料の禁煙アプリが出ているので、とりあえずインストールしときましょう。禁煙する準備を形からはいりましょう。

・習慣でのタバコの代替品を準備しよう

休憩中に吸っていたタバコがなくなったとしたら、何をしますか？何かの合間のタバコがなくなったら何をするか考えておきましょう。

いざ禁煙

とうとう職場の喫煙所は閉鎖され、人生初の禁煙生活がスタートしました。

・初日

はっきり言って、めっちゃきつかったです。

タバコなんかに感情コントロールされるのバカらしいって言っていたくせに、タバコにめちゃくちゃ感情コントロールされてしまいました。

朝から頭の中は「タバコ吸いたい吸いたい」ばかり。仕事中も小さい事でイライラし、職場のメンバーに八つ当たり。家でも家族に八つ当たり。最低な人間です。

これがニコチン中毒者なんだなと実感しました。

・２日目

たばこ吸いたい感情は相変わらずだけど、昨日よりはマシかな。

でもやはり、小さい事でイライラしてしまう。

妻にイライラして、家族に当たるなら、タバコ辞めるのを辞めなさい！と怒られ、これではいけないと思い、１本吸ってみた。

驚くほど落ち着き、再度ニコチン中毒の恐ろしさを実感した。

そこで一機にニコチンを抜くんじゃなく、徐々に抜いていこうと減煙作戦に変更する事にした。

朝、昼、晩の１日３本にする事に決めた。

・３日目

ただ、周りには禁煙宣言をしているので、「禁煙じゃなく減煙にした」なんてかっこ悪い事言えるはずもなく、職場では禁煙頑張ってるよ！とウソを付いてしまった。

このウソが本当になるように、早く完全に禁煙しようと、自分の背中を押した。

ただ進展はありました。仕事中にタバコを吸いたいという感情が少なくなってきました。

ニコチンが少しずつ抜けてきた証拠かな。

・４日目

仕事中の喫煙願望はほぼなくなり、楽になってきた。でも帰ってから暇な時、ついついタバコが吸いたくなるので、ニコチンやタールが含まれない、水蒸気だけを吸う電子タバコを買ってみた。

言い訳がましいけど、これはタバコじゃないですよ。

水蒸気を吸っているだけで、ニコチンは入っていないので依存症はないし、臭いもゼロ。禁煙するためのツールです。いわゆるリアルな禁煙パイポって感じです。

・５日目以降

この電子タバコを手に入れてからは、禁煙生活が楽になりました。

タバコを吸いたくなったら電子タバコを吸う。

・１ヶ月以降

タバコは１日３本にし、メインは電子タバコに変え１ヶ月経ち思った事は、タバコ１日３本位なら、しんどくないです。

むしろ、仕事終わりの１本がまずく感じてきます。

日中もニコチン中毒症状は皆無ですし、驚いたのは舌の変化です。噂には聞いていたけど、食べ物の味が美味しく感じます。

まとめ～無理をしない禁煙が一番

現時点で禁煙宣言をして半年が経ちます。

今ではタバコは吸っていません。

ただ、喫煙者同士で一服に行きコミニュケーションをとる事は大事だとおもっているので、その時に電子タバコは吸っていますが、それ以外の時は吸わなくなりました。

僕の方法は減煙と電子タバコの組み合わせで辞めましたが、失敗する人で多いのは、絶対やめると無理をする人です。

絶対やめるって意思は極端なので、0か10のような感覚です。

ようは１本吸った時に挫折して、「禁煙ダメだった」となり普通に吸うようになるのです。

僕の方法であれば、吸いたくなったら吸ってもいいけど、口が寂しいだけなら電子タバコを吸ってね。割合はタバコが10％20％で電子タバコ80％90％でいれば、知らず知らずのうちに体からニコチンが抜け、タバコがまずく感じるようになり、楽に禁煙できるようになります。

たばこはいつかは辞めないといけない物です。

今辞めようと思っているなら、今がいいタイミングです。

現在コロナもあり、時代の変革期です。

目まぐるしく変わる時代の変化についていけないと、あっとゆーまに置いて行かれます。

タバコははっきり言って時代遅れのアイテムです。

新時代に向け禁煙しましょう。

以上。報告終わります。

 

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