【日産セレナC26】エアコンの風が出なくなった時の対処法と修理代を公開

セレナC26

はじめに

この記事は

急にエアコンの風がでなくなってしまった。どうにか風を出す方法ないかな?
また修理代はどれくらいなんだろう?

と困っている人に向けた記事になります。

エアコンの風が出なくなると寒い暑いは当然ですが、ガラスが曇った時にも曇りが取れずに前方が見えず大変危険ですよね。

エアコンのスイッチは入るのに風が出ない時は参考になると思います。

エアコンの風がでなくなった時の考えられる原因

カーエアコンの風が出なくなった場合、以下のような原因が考えられます。

1. ブロアモーターの故障

  • ブロアモーター(送風ファン)が故障すると風が出ません。
  • モーターの焼き付き、ブラシの摩耗、電気系統の断線などが原因になります。

2. ブロアモーターのヒューズ切れ

  • モーター自体は問題なくても、ヒューズが切れていると作動しません。
  • ヒューズボックスを確認し、該当するヒューズが切れていないか確認しましょう。

3. ブロアレジスターの故障

  • ブロアレジスター(風量調節の抵抗器)が壊れると、一部の風量調整が効かなくなったり、まったく動作しなくなることがあります。

4. エアコンスイッチやコントロールパネルの故障

  • エアコンの操作ボタンやダイヤル、電子基板の異常が原因で風が出ないことがあります。

5. エアコンフィルターの詰まり

  • フィルターが汚れやゴミで詰まると、風の通りが悪くなります。
  • しばらく交換していない場合は、新しいものに交換してみると改善することがあります。

6. エアダクトの詰まり

  • ダクト内部にゴミや落ち葉、異物が詰まると風が出にくくなります。
  • ネズミや虫が侵入して巣を作ってしまうケースもあります。

7. A/Cリレーの故障

  • リレー(電流を制御する部品)が故障すると、ブロアモーターやエアコンコンプレッサーに電流が流れなくなります。

8. ECU(電子制御ユニット)の異常

  • 近年の車では、エアコンの制御が電子的に行われているため、ECUの故障や誤作動で風が出なくなることがあります。

9. バッテリーの電圧低下

  • 電圧が低すぎるとエアコンのモーターが回らないことがあります。
  • 他の電装品の動作も不安定な場合は、バッテリーをチェックしてみてください。

10. コンプレッサーの故障(冷風が出ない場合)

  • 風自体は出るが冷たくない場合は、コンプレッサーの不具合やガス漏れの可能性が高いです。

一番多い原因はブロアモーターの故障

上記の中で一番多いのがブロアモーターの故障です。

ブロアモーター(Blower Motor)とは、車のエアコン(空調システム)において風を送るための電動ファンのことです。車内に温風や冷風を送る役割を持ち、エアコンや暖房の風量を調整する際に重要な部品となります。

1.2.3もブロアモーターの故障が原因です。

筆者のセレナもブロアモーターの故障により風が出なくなりました。

スイッチは入るのに風が出ない状態です。

エアコンの風がでなくなった時の対処法

エアコンの風が出なくなった時は風を送り出すブロアモーターを叩いて動かします。

壊れたら叩いて直すなんて昭和なやり方ですがブロアモーターには実際にこれが効きます。(車修理の方はあたりまえに知ってる方法)

まずはブロアモーターの位置を確認します。

セレナC26の場合は運転席側の下の奥にあります。

この部分です。

アップにします。

赤丸の部分です。

ここをハンマーかなにかで叩きます。

すると不具合で止まっていたブロアモーターが動き出し風がでました!

ブロアモーターの故障時に風がでなくなった時は叩けばまた動いてくれます!

ですがこの方法はあくまで対処法であり直ったわけではないので数日でまた止まります。

結局筆者も修理に出したのでその修理代を公開します。

ブロアモーター修理代公開

結論からいうと筆者の場合修理代は25,630円でした。

ガソリンスタンドでお願いしたのですが、

内訳は工賃が6,600円 部品代が19,030円。

ただ見積書を見てもらえば分かりますが手書きで中古8800円というのがあります。

中古だと部品代が1万円以上安いです。中古にすれば総額は15400円まで下がります。

ただ中古だと不具合があった時の補償もないので筆者は新品を選択しましたが、少しでも安くしたのなら中古品を探してもらってお願いするのもありだと思います。

おわりに

今回はガソリンスタンドで修理してもらいましたが町の整備工場なら工賃はもっと安くなると思います。

またブロアモーターの寿命は使用頻度や環境によって異なりますが一般的に10万km前後です。

異音や風量の低下を感じたら、早めに点検・交換を検討しましょう。

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